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仕事が見つからない時の求人の探し方とコツ。6種の検索法で完全網羅

仕事が見つからない男性

就職活動はすぐに結果がでません。人によっては100社面接を受けても内定がでないということもあるでしょう。

そして就活が長引けば長引く程、「仕事が見つからない」「求人がない」という状況に陥ります。

それもそのはず、ハローワークや転職サイトには膨大な求人数がありますが、業種や職種を絞れば、目当ての求人は極僅か。

そこに給与の問題や、保険の問題、休日日数、応募条件、交通アクセス、能力等々を視野に入れると、指で数える程度しか残りません。

期間が長引けば、同じ求人ばかり目にするようになり、一度応募した企業しか残らず「求人がない」状態に陥るのです。

 

何を隠そう、これは私自身が体験したことでした。

のような時、仕事を見つける方法は2通りしかありません。

今記事では、私の体験から「求人がない状態から抜け出す為の方法」についてご案内させていただきます。また「広範囲を網羅できる求人の探し方」や「いつもと違う求人を見つけるコツ」も記載しますので是非参考にされて下さい。

また、何の仕事がやりたいか決まっていない方は、やりたい仕事がない、わからない場合の職探し4段階法もおすすめです。

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※1 東京商工リサーチ調べ 調査期間2022.09

仕事を見つける方法1、希望条件の変更

ではここからは、求人がない状態から抜け出す為の2種類の方法についてお話させていただきます。

 

まず1つ目は希望条件の変更です。

「そんなことは分かってる」と思われるかもしれませんが、これを分かっていても、実行できる方は少ないのです。

就活が長引けば「求人がない」のは当然

「求人がない」状態のあなたは、今どんな行動をしているでしょう。

 

「転職サイトの更新日に毎回求人チェックしている」「定期的にハローワークに行っている」と仰るかもしれません。

勿論それも立派な就活ですが、求人がない状態での行動ではありません。これらはあくまで待ちの姿勢です。

待ち続けていれば、自分の希望する求人が「新着求人」として目の前に現れることは確かにあります。

しかしそのようなケースは極稀であり、そのチャンスだけを待ち続けている以上、就職活動の9割は「求人がない状態」になってしまうのです。

当時の私もそうでした。

「仕事を探しては応募」「応募しては不採用」「仕事を探しては求人が見つからず」「たまに求人が見つかっては不採用」。

こんなことを毎日繰り返していて、一生この地獄がループしていくのではないかと思っていました。

 

求人がない時、「ひたすら良い求人にめぐり合うまで待つか」「自分の希望条件を変えるか」の2種類の人に分かれます。

当然、チャンスが多いのは後者の人間です。

良い求人にめぐりあうことは、あなたの意思ではどうすることも出来ないからです。(後述する求人を探す媒体を変えるのであれば話は別です)

希望条件を変更するか自分と相談する

初めの内は良い求人を待つのもよいでしょう。

転職の場合、希望条件でければ何の為に転職するのかも分かりませんし、条件を落とすことが必ずしも良い結果になるとは限りません。

ただあまりにもその状態が長い場合や、一刻も早く職に就きたい場合、条件を変えるのも一つの手です。

スキルや経歴にもよりますが、良い求人というのは元々数が少なく、また一番初めに設定する希望条件は、比較的高めに設定しているケースが多いので、現実的でない可能性があります。

条件を下げる、あるいは変更するなど、もう一度見直しが必要かもしれません。

企業にとってのあなたの価値を自身が正確に把握できておらず、希望条件だけが高い状態です。

「希望条件が高い求人」=「給料がよい」「休日が多い」「家から近い」「やりたい仕事」

こんな仕事がもしあったとしても人気求人なので、一瞬にして他の人に奪い去られます。

希望条件が高いものしか選ばないのも重要ですが、自分に見合った希望条件は考える必要があります。

変更しても悪いことばかりではない

あまりピンとこなかった企業でも、面接に行くと印象がガラっと変わる事はよくあります。

また面接官の方には申し訳ないですが、面接にかかるのは交通費と時間だけです。採用が決まっても、自分が合わないと感じればお断りする事だって出来ます。

あなたにとっては何のデメリットもありません。

 

更に事前練習ができるというメリットもあります。

いざ自分が理想としている企業が見つかっても、履歴書や面接で100%のパフォーマンスを出す事は不可能です。スポーツや芸事でもそうですが、練習を繰り返し、失敗を反省していくことで、パフォーマンスを上げていくのです。

希望条件を落とし実践練習を何度も積んでおけば、本番での緊張が少なくなります。

質問に対する答えも、よりベターな回答が分かるようになってきます。

また逆質問の際、「この仕事に必要なものは?」という問いを投げかけることで、練習先の面接官の回答をパクり、本番の面接で使いまわすことも出来るのです。

面接官をされているくらいの方ですから、その業界で必要な考えや思想はそれなりに持っています。

勿論企業や人によって考えも違いますが、本や面接対策セミナー等の現場熱が入っていない意見より、現役の方の意見の方がはるかに参考になるのです。

男性社員
「希望条件を下げる」のは「視野を広げること」とも言い換えられますね!

仕事を見つける方法2、求人を他の媒体で探す

もしそれでも「希望条件を変えたくない」「もう少し粘ってみたい」という方は、今まで触れてこなかった求人媒体を利用してみましょう。

仕事を見つける方法の2つ目は求人媒体の変更です。

1,ハローワークでの求人探し 探し方のコツ

求人探しで誰もが思い浮かぶのがハローワークですが、就活を始めた頃の私はあまり利用していませんでした。

というのもハローワークは空求人が多く、ブラックや中小・零細企業の比率が高いとインターネットで知ったからです。

しかしネットの悪評を信じるのもどうかと考えを改め、ハローワークインターネットサービスで求人を調べることにしてみました。

するとすぐにメリットがある事に気付きます。

まず転職サイトでは扱っていない求人が掲載されている事です。

ハローワークは求人掲載に費用がかからないので、たくさんの企業が人材を募っているのです。

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掲載費が無料ですから質の低い求人も多くあります。

しかしその中から適切な良い求人を見つけることも出来るため、ハローワークも捨てたものではないのです。

また地域密着型の求人を探せたり、職安員の方に相談に乗ってもらうこともでき、就活をオールマイティーに行えるのです。

デメリットは前述したように、空求人が多いこと、ブラックな企業が多いことです。

他に、自宅から求人検索は可能ですが、いざ応募するとなるとハローワークまで足を運び紹介状を貰う必要があります。

また非公開で募集している企業も多いので、わざわざハローワークに行って企業名を調べ、そこからその企業の評判を調べなければいけないので、少々手間がかかる点です。

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2,企業のサイトから直接応募

企業サイトで求人情報を知る方法もポピュラーな探し方の1つです。

もしすでに職種や業種が決まっており目ぼしい企業があるなら、まずは企業のサイトをチェックしてみましょう。大多数の企業では「採用情報」のページを用意しています。

転職サイトやハローワークで募集していなくても、自社サイトでは募集しているケースは多いのです。もし「現在は採用募集を行っておりません」と書かれていても諦める必要はありません。

駄目元でメールフォームから連絡をとってみましょう。採用確立は低いですが、熱意を買われ採用されたという事例も過去にあります。

断られても損はないのでこの方法も時に有効です。

もし目ぼしい企業がない場合は「業種に関連するワード+地名」で検索すれば、何社か企業のサイトが出てきます。そういった方法を使うのも良いでしょう。

3,転職サイトを利用する

転職サイトは質の高い求人を探すには一番効率的な方法です。

大企業をメインに扱っている会社に登録するのも必須ですが、中小企業や零細企業などの求人が多い、ニッチな転職支援会社にも登録することで、広範囲の求人をカバーできます

今まで正社員として働いていた方は転職者向けの転職サイトを、既卒の方はフリーター向けの就職サイトを使うなど、自身の状況に適した転職サイトを使うようにしましょう。

ポイント

クリエイティブ職や薬剤師、保育士など専門性が高い職業の求人を探す場合、大手転職サイトの求人数では圧倒的に少ないです。

専門分野の求人情報は、専門性に特化した転職サイトを利用する方が、より多くの求人に触れることが出来ます。

4,新聞やフリーペーパー・店舗での求人探し

県内の新聞や、転職誌以外のフリーペーパーにも求人が掲載されていることがあります。

こちらも転職関連の施設や媒体では掲載されていないことが多いので、競争率が低いのがメリットの1つです。

新聞の読者は圧倒的に中年層が多いので、若い求職者は重宝されます。ライバルが少ない求人を見つけることもできるのです。また県内の求人のみを扱っていますので、より地域密着型の求人を手に入れることができるでしょう。

また販売店や飲食店などは店内で正社員募集を行っている企業も多いです。近くのデパートや店舗、スーパーなどに足を運び求人を探すのも一つの方法です。

5,求人検索サイトで探す

求人検索エンジンなどとも呼ばれますが、フリーワードの検索窓に「条件」や「職種」「地名」を打ち込む事で、世界中のネット情報から条件に適した求人情報を検索してくれます。indeedスタンバイなどが有名です。

求人検索エンジンの良い所は、転職サイトに載っている求人情報だけでなく、ハローワークの求人情報も拾ってくれる点です。これらを利用するだけで世の中の70%近くの求人を探すことができるのです。

デメリットは求人数が膨大すぎて目的の良い求人を見つけにくいこと、またすでに募集が終わっている企業も検索結果に反映される事が多く効率が悪い点です。

しかし一度検索したワードは自動登録されますし、新着の求人情報だけを結果に出す事も可能なので検索には最強のツールです。

6,転職エージェントでの求人の探し方

最後にご紹介するのが転職エージェントでの求人の探し方です。

求人検索エンジンで世の中の70%の求人を知ることができるとお話ししましたが、残りの30%が非公開での求人情報です。

転職エージェントの非公開求人でも触れていますが、企業は色んな理由により非公開で求人を募集しているケースがあり、それらは公に掲載されることはありません。転職コンサルタントのみが扱っている求人なのです。

また転職エージェントは企業との条件交渉をしてくれるのもメリットの1つです。

言いにくい年収の話や、労働条件の話などナイーブな事もお任せ出来るので、最初に描いた希望条件を下げていたとしても、最終的には元の希望条件で内定する可能性があるのです。

スキルやキャリアが豊富な人であれば、もっと高く売りこんでもらうこともできます。その結果、最初の希望条件を超える可能性もあるので、利用したことがない方は一度相談してみるとよいでしょう。

無職の方はフリーター・既卒向けの転職エージェントを、在職中の方は転職エージェントの比較で、より自分に適した会社を見つけましょう。

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