既卒も転職サイトは利用出来る
最短でまともな仕事に就きたいなら、やるべきことは3つです。
最短でフリーターからまともな仕事に就職するには
- 自分に需要のある求人を見つける
- その中から質の良い求人に絞る
- 絞った企業に対し適切なアピールができるようになる
自分に需要のある求人をみつける
まずは就職市場で、「自分という人材」に需要のある求人を見つけなければいけません。
オフィス仕事がやりたいからといって、スキル必須の仕事や人気職種に応募している人も多いと思いますが、競争率がとても高いので内定は至難の業です。
他の応募者は経験者ばかり、これで採用される筈がありません。
まずは「あなたを欲している会社とは、どんな会社か」を考え応募しましょう。
例えば、「人気のあるオフィス職でも、交通の便が悪くて田舎にある求人」なら、応募者が少なくなりますので、あなたを採用したいと考えている可能性があります。
その中から良の良い求人に絞る
ただし、企業があなたを求めているからといっても、質の悪い会社に就職しては意味がありません。
嫌な仕事やブラック企業では働く意義がなく、疲弊してしまう可能性もあります。
良質な求人を見つけるために、色んな就職媒体を利用しましょう。
ハローワークだけで探す、転職サイトだけで探す、転職エージェントだけで探す。
このようにひとつに絞ってしまうとチャンスが減ります。
どの就職媒体も良い求人ばかりではありません。
経歴が不利な場合、悪質な求人やブラックと呼ばれるものにも数多く出くわします。
転職サイトもハローワークも転職エージェントも無料で利用できるので、どれが良い悪いではなく色んなものを試して、自分に合った良い求人を見逃さないようにしましょう。
適切なアピールができるようになる|履歴書・職務経歴書・面接
上記の企業を見つけたが内定が勝ち取れない人。
そんな人は履歴書・職務経歴書・面接の受け方などの基本ができていません。
つまり企業に対し適切なアピールができていないのです。
自分では完璧と思っているかもしれませんが、採用担当者は1文字の誤字脱字にも引っかかっています。取ってつけたような志望動機や空白期間の言い訳も見透かしています。
私もここで随分遠回りし、内定を取るまで年単位の時間がかかってしまいました。
書類の書き方や面接作法は独学でも学べますが、自信がない人はプロに頼みましょう。
転職エージェントなら、適切なアピールができるよう書類の書き方や面接のアドバイスをしてくれます。
また自分に需要のある求人を客観的に教えてくれたり、企業への紹介・プッシュも全て無料で行ってくれるので、是非利用してください。
転職エージェントは会社ごとに独自の求人案件を抱えているので、求人が見つからない人にもおすすめです。
【30歳まで・35歳まで】既卒・フリーター向け就職エージェント
それでは以下から既卒向けの就職媒体を紹介します。
ハローワークはお住まいの地域の施設を選べばよいので、ここからは既卒向け転職エージェントと転職サイトを紹介します。
まずは「年齢別・地域別」にフリーター向け就職エージェントをご紹介します。
就職Shop
30歳まで【関東圏・関西圏在住】向け
就職Shopは株式会社リクルート(リクナビ・リクルートエージェントなど運営)が始めた、既卒/フリーター向け転職エージェント。
①就職相談
②仕事紹介
③面接対策
④企業との交渉
これらを担当者とマンツーマンで行うのは、他の転職エージェントと変わりません。
ただ就職shopの特筆すべき点は、希望した企業は書類選考なしで面接が受けられる点です。
これは経歴だけで判断するのではなく、人柄や熱意を重視したい企業が多く集まっているからです。
さらに登録者の80%は社会人未経験。提携企業も11,000社以上あるので、職歴なしが不利になりません。
また他の転職媒体だと、未経験は営業職や飲食関係に絞られてしまいますが、就職SHOPなら「事務/企画/技術系/販売/クリエイティブ」など、幅広い職種に応募できます。
営業担当者が実際に訪問した企業しか紹介していないのでブラック企業や悪質な企業を避けたい方にもおすすめです。
ただしデメリットは、店舗が関東圏・関西圏に集中しているため他府県の方は利用しにくいこと、また30代以上には紹介案件がないことです。
現在18歳〜30歳までの、東京、神奈川、千葉、埼玉、栃木、群馬、茨城、大阪、京都、兵庫の店舗に行ける方が利用可能。
(新型コロナウイルス拡大防止の観点から、現在、全店舗オンラインにて面談を実施中です。)
JAIC「就職カレッジ」
35歳まで【東北・関東・中部・関西・中国地方・九州】向け
JAICは、厚生労働省が職業紹介優良事業として認定している就職支援サービス。JAICが提供する「就職カレッジ」は35歳までの方を対象としており、北海道・東北・関東・東海・関西・中国四国・九州の方が相談可能です。
JAICの「就職カレッジ」は、他の転職エージェントと異なり、無料の就職講座が提供されています。まずはスマホでオンライン面談を行い、就活に関しての悩みを自由に相談できます。
「どう進めたらいいか分からない」「自分に合った職種がわからない」といった悩みでも大丈夫で、相談内容を事前に考える必要はありません。
アドバイスが終わり、一通りの方針を決めたら、そのあと「無料就職講座」に参加します。この講座では、社会人としての基本的な考え方や内定に直結するスキルなどを教わることができます。
また就職カレッジを利用した方は、全員書類選考なしで優良企業、最大20社と面接ができるようになっています。面接前には専門スタッフが面接対策も行ってくれるため、万全の状態で面接に臨むことができますし、親身で丁寧なサポートが受けられることが特徴です。
就職カレッジに参加した大半の方が、講座を含め約2週間で内定を決めているのが特徴です(なお2023年現在は、相談・就職講座・面接会はすべてオンラインで実施しています。)
利用者後の満足度も高い転職エージェントで、求職者と会社のマッチングを重視しているため、入社後の定着率も92.2%※1となっています。
まだ職種も決まっていない既卒の方も多く参加されているので、これから就活を始める方や就活に悩んでいる方は利用するとよいでしょう。
※1 2022/8/1~2023/1/31に入社した人材の3か月定着率
フリーター向け就職サイト
Re就活
Re就活
(20代登録必須)
Re就活は会員数200万名以上を誇る転職サイト。20代が選ぶ20代向け転職サイトNo.1※1の実績があり、完全無料で利用できます。
20代の第二新卒や既卒のために提供されているもので、未経験の職種や業種もたくさん掲載されています。
若手社会人や第二新卒、既卒、ニート、フリーターなど、これまでの経歴に関係なく、新しい生活を目指す人を応援してくれる企業が多数登録しているので、自身の経歴に自信がない方も物怖じすることなく応募が可能です。
検索機能も充実しており、「残業少なめ」「完全週休2日制」「年間休日120日以上」「30歳の平均年収500万円以上」など、自分に合った条件で求人を絞り込むことが可能です。
会員登録をして、希望条件や履歴書などを登録しておけば、興味を持った企業から直接「スカウト」を受け取ることもできます。履歴書は企業に公開されるものですが、匿名で公開されるため身バレの心配もありません。
また、気になる求人には「気になる」ボタンを押しておくことも可能です。その後、気になる企業から「応募歓迎」を受けたら、面接前にチャットで気軽に質問することもできます。
そのほか適職診断も用意しており、簡単な質問に答えるだけで「自分の仕事の強み」や「適所を診断」してくれるので、就活のはじめにまずは利用してみるとよいでしょう。
⇒Re就活
※1 東京商工リサーチ調べ 調査期間2022.09
リクナビNEXT
リクナビネクスト
(20代〜40代登録必須)
リクナビNEXTはリクルートが運営する求人情報サイト最大手の一つ。
求人数・利用者数ともに圧倒的数字を誇り大企業案件が多数あります。
求人の85%はリクナビにしか載ってない案件なので、就職活動をするならまず始めに利用しましょう。
サービスは全て無料、年齢問わず利用可能です。
メールアドレスを入力し、プロフィールを登録しておくことで、一般募集していない企業からのオファーメールが届くので、競争率の低い企業や優良企業と出会える可能性も高くなります。
また登録後に利用出来る「グッドポイント診断」も良質なサービスの一つです。面接や履歴書で必要となる「貴方の強みは何か」を客観的に教えてくれるので、書類選考でいつも落ちてしまう方は是非利用して下さい
WEB上で出来るのでおすすめです。
メインターゲットは転職者ですが、「未経験者歓迎」や「フリーターから正社員を目指す」に絞って検索すれば、既卒でも良質な求人を見つけることができます。
零細・中小企業は狙い目なので、登録したら良い求人を見逃さない為にも毎週チェックしておくとよいでしょう。
20代の関西圏・関東圏在住の方は就職Shopを、30代や地方に住んでおられる方は就職カレッジを選ぶとよいでしょう。
また良い求人を見逃さない為にもリクナビネクストには必ず目を通しておきましょう。