【PR】この記事には広告を含む場合があります

転職サイト・転職エージェント

非公開求人のデメリット 非公開で募集する理由とは?

企業が非公開求人を行う理由 メリットとデメリット

「転職サイト」や「転職エージェント」など人材紹介会社の求人を見ていると、「非公開求人多数!」とか「非公開求人案件80%」といった広告をよく見かけます。

 

「企業は求人募集が目的なのに、なぜ非公開なのか?」

 

なんとなく怪しいという印象を持つ方も多いでしょう。

既卒で転職活動をしていた私も、以前は全く同じ感想を持っていましたし、「非公開求人」という文字を見ただけで近寄らないようにもしていました。

しかし、よくよく調べると「非公開求人」は怪しいものではなく、企業なりに理由があって非公開で募集していたのです。

今記事では、「非公開求人とはそもそも何なのか?」「なぜ企業は非公開で求人を募集するのか?」「非公開求人を利用するデメリットとメリット」について解説致します。

Re就活 新規会員登録完了
  • 20代向け転職サイトNo.1※1
  • 未経験・キャリアチェンジ歓迎
  • 職務経歴・自己PR作成補助機能付き

無料 公式HPはこちら

リンク先:https://re-katsu.jp/career/

1分で登録完了!

※1 東京商工リサーチ調べ 調査期間2022.09

非公開求人とは?

まず「非公開求人」そのものについて、確認しましょう。

 

非公開求人とは、一般的に公開されていない、つまり公募でない求人を指し、特定の求人媒体に登録している者だけが知れる求人を指します。

求人媒体は大きく分けて「転職サイト」「転職エージェント」の2つがあります。

 

例えば、転職サイトの「リクナビネクストの非公開求人」であれば、リクナビネクスト登録者だけ知ることが可能です。

転職エージェントの「リクルートエージェントの非公開求人」であれば、リクルートエージェント登録者だけが知ることが可能で、これらを非公開求人と呼んでいます。

注意ポイント

非公開求人というと、一般的には「転職エージェントが扱っている求人情報」のことを指します。

ただし転職サイトでも、プロフィールや希望条件などを登録しておけば、一般公募していない企業からスカウトが届くことがあります。

ですので、非公開求人は必ずしも転職エージェントだけのものではありません。

と言っても、転職サイトの非公開求人は極一部。9割以上は転職エージェントの求人を指しているので、ここからは、転職エージェントの求人を非公開求人として話を進めていきます。

非公開求人の利用は必要不可欠

転職サイトやハローワーク、新聞などには、多くの求人が掲載されていますが、それらは求人全体の約30%程度といわれており、残りの70%は登録者のみが知れる非公開で求人募集されているのです。

つまり多くの求人を知りチャンスを掴むためには、非公開求人の利用が必要不可欠なのです。

なぜ企業が非公開で求人募集するのか?非公開が増えている理由

では何故わざわざ非公開で募集しているのでしょうか?

そもそも人を集めたくて募集している筈なのに、なにか怪しい理由でもあるのでしょうか?

これには下記の理由が挙げられます。

企業が非公開で求人募集する理由

  • 同業他社にバレないように
  • 社員のリストラ計画
  • 大量応募を避けるため
  • 緊急時の対応、人材の確保

1、同業他社にバレないように

新しい事業を立ち上げる際に公募を行うと、これから何をしようとしているかの事業戦略が他社に丸分かりになってしまいます。

出来るならリリースまで隠しておきたいのが本音ですから、水面下で事を進める為に非公開で求人募集を行います。

ちなみに求人自体は公募でしているが、社名を非公開にしている企業もこれに当てはまります。(注:評判の悪い会社や問題を抱える会社、あまり公に知られたくない会社が、極力露出を抑え社名非公開にしている場合も稀にあります。)

2、リストラ計画

新しい人材を公募することにより、リストラ対象になっている自社の社員から不満がでます。

社員にバレないように募集を進めていきたい為、非公開での求人募集を行います。

3、大量応募を避けるため

最も多い理由が大量応募を避けるためです。

大手企業や人気職種の場合、転職サイトやハローワークに公開求人を出すと応募が殺到します。

100通以上応募がくるなんて当たり前で、その中には箸にも棒にもかからないような応募者もたくさんおられます。

それらミスマッチの応募者の履歴書や職務経歴書をしっかり読んでいる程、企業も暇ではありません。

 

つまり企業も候補者を絞って募集したいのです。

転職サイトのスカウトなら狙いを定めて募集できますし、転職エージェントなら人選を人材紹介会社に丸投げできるのです。

4、緊急時の対応、人材の確保

企業が求人サイトへ掲載申し込みをしてから、実際に掲載されるまでには期間がかかります。

企業側からしてみれば、欠員した人材は今すぐにでも募集したいところ。ただ、今の社員で十分仕事が回っている時は応募されても困ります。

そこで、非公開求人を利用し、今すぐは必要ないが、何かあった時にはすぐに対応できるよう対策をとっているのです。

 

もちろん人員が足りていても、優秀な人材がいれば紹介してほしいと考えている企業も多いです。

企業が社員を募集するのは、「欠員を埋めるためか」「良い人材を見つける為」の2つです。

「非公開求人の嘘」怪しい会社ではない。

非公開求人をチェックしたことがある方ならご存知かと思いますが、人材紹介会社で「非公開案件」と宣言しているのに企業のHPを覗いてみると、大々的に募集が行われているというケースがあります。

それらは、このような緊急時の対応の問題があったのです。つまり嘘ではありません。

男性社員
「非公開求人≠怪しい会社」ですね!

企業が転職エージェントを利用する理由

冒頭で「非公開求人=転職エージェントの求人」とお話しましたが、ここからは、より詳しく、なぜ企業が転職エージェントを使って求人募集するのかを見ていきましょう。

 

企業が転職エージェントを使う主な理由が、コストパフォーマンスの高さにあります。

大半の転職サイトでは、求人掲載時に企業からサイト運営会社に「掲載料」が支払われています。

しかし転職エージェントの場合は、求職者の内定が決まった時はじめて、「紹介料」を支払う形をとっています。

つまり転職エージェントは「掲載料」がいらず、成果報酬型の仕組みなのです。

 

もちろんハローワークで募集すれば、一切費用はいらないので一見コスパは良さそうにありません。

そこで人材紹介会社も考えます。企業が面倒なことは全て引き受けようと。

面倒なこととは、第1次面接や書類選考など始めの人材選考です。

 

人材紹介会社は、登録者誰でも彼でも企業に紹介しているわけではなく、企業が欲しがるであろう人材を紹介しています。

つまり1次面接の役割を果たしているのです。

 

先程申し上げた通り、企業が公募するとが応募が殺到します。

書類選考や面接など、一人一人に膨大な時間をかけなければなりません。中にはミスマッチの人物も多数応募してきます。

中小企業であれば、人事や社長1人が全ての書類を確認し、仕事時間から面接時間を捻出し、採用不採用を決定しなければなりません。

 

そう考えると、たとえ紹介料が必要だとしても、1次選考を終えた良い人材とだけ会える転職エージェントはとても有難いのです。

つまり時間コストパフォーマンスも高いのです。

非公開求人のデメリット

では、次に非公開求人を利用する上でのデメリットを見ていきましょう。

 

まず転職サイトなどにある非公開求人にデメリットは一切ありません

しいて言うなら、ブラック企業からスカウトが送られる場合があること。希望とマッチしてない求人案内が度々送られてくるので、メールが溜まること。

この2点ですが、無視しておけばよいのでデメリットとまでは言えないでしょう。

 

以下では、転職エージェントのデメリットについて触れていきたいと思います。

エージェントを介さず応募した方が内定の可能性が高くなる場合

デメリットは採用率の問題です。

仮に、同スキル同キャリアの人間が、エージェントを介さず企業に応募した場合、エージェントからの紹介で応募した人材よりも内定確率が少し上がります。

前述の通り、人材紹介会社を利用すれば、企業側はエージェントに紹介料を支払う必要があるので、コストがかかる為です。同じキャリアの持ち主なら、出来るだけお金を使わず採用したいと思うのは当たり前です。

 

ただしこれは企業によって考え方が違います。

そもそも人材会社に紹介をお願いしている時点で、欲しい人材がいればお金を支払ってでも採用します。

また「エージェントが紹介する人材=1次選考をクリアしている人材」ですので、「優秀な人材だろう」と先入観が入るため、有利な場合もあります。

 

ですので、あくまで全く同じ条件なら、お金がかからない応募者を選ぶ可能性はあるということです。それほど多くない例と考えてください。

非公開求人のメリット Win-Winの関係

最初にお話した通り、転職エージェントのメリットは良い求人の取りこぼしがなくなることです。

世の中の求人の大半は非公開と言われていますので、知ることのできなかった求人にたくさん出会えます。

他に書類の書き方や面接の作法など、企業対策を教えてもらえますし、自身の能力や市場価値も教えてくれるので、どのように就職活動を進めていけばよいのかが明確になります。

関連記事
転職エージェントの流れ
転職エージェントの使い方。登録~内定までの流れを徹底解説

転職活動をする際には、(1)ハローワーク(2)企業HPなどから直接応募(3)縁故(4)(エージェント以外も含め)人材会社を経由の4つが主な手段となります。 大都市の首都圏や、大阪、名古屋は(1)~(3 ...

続きを見る

非公開求人の倍率

一般応募に比べると露出が少ないので、非公開求人は倍率が低く、採用が近いというメリットもあります。

もちろん応募の絶対数が少ないだけで、自分よりスキルやキャリアが高いものも登録しているので、簡単に採用が決まるわけではありません。

ただ一般に比べて応募者の絶対数は少なくなるのです。

非公開求人は企業・人材紹介会社・転職者と3者がwinwinの関係を実現するものであり、上記を踏まえた上で利用すれば、デメリットは一切ありませんので、是非有効活用されてください。

また転職エージェントは新卒・既卒・転職ともに、自分に合った転職エージェントの会社を選ぶようにして下さい。

関連記事
転職エージェントの仕組み
既卒・フリーター向けの転職エージェント

「フリーターは転職エージェントを利用すべきか。メリット・デメリットを知りたい」 「正社員歴がない場合、どの転職エージェントを利用すればよいか分からない」   フリーターで就活をされている方は ...

続きを見る

関連記事
dodaのWEBサイト
転職者向けの転職エージェント

「今よりも年収や待遇を上げ、良い条件で働きたい」 「転職サイトや転職エージェントは多すぎて、どれを利用すればいいか分からない」 「次の転職は絶対に失敗したくない!」   転職活動や就職活動を ...

続きを見る

就職・転職の求人探し

転職サイトの選び方とおすすめでは、大手転職サイトの強みや特徴を解説しているから参考にしてください。

 

正社員経験が少ない、就職したことがない方は、フリーター向けの就職サイトがおすすめです。

書類選考免除の転職エージェント、書類選考なし面接確約の転職サイト 後悔しない転職エージェント・転職サイトの選び方|比較とおすすめ
あなたの就職・転職の悩みを人事・コンサルタント・職安相談人に質問しよう リクナビネクストのグッドポイント診断

人気の記事

職歴なし・ニート・既卒100人アンケート 1

「職歴なしから、どうやって就活をすればいいのか分からない。というか、既卒はどんな仕事に就けるの?」 「転職サイト・ハローワーク・転職エージェント色んな媒体があるけど、ニートはどれが利用できて、どれを利 ...

転職エージェントの流れ 2

転職活動をする際には、(1)ハローワーク(2)企業HPなどから直接応募(3)縁故(4)(エージェント以外も含め)人材会社を経由の4つが主な手段となります。 大都市の首都圏や、大阪、名古屋は(1)~(3 ...

dodaのWEBサイト 3

「今よりも年収や待遇を上げ、良い条件で働きたい」 「転職サイトや転職エージェントは多すぎて、どれを利用すればいいか分からない」 「次の転職は絶対に失敗したくない!」   転職活動や就職活動を ...

就職ShopのWEBサイト 4

  転職エージェントの『就職Shopおおさか』を利用したので、その時の体験談をお話します。   体験者のプロフィール 私は現在26歳。学歴は高卒で正社員として一度も就職したことがな ...

書類選考免除の転職エージェント、書類選考なし面接確約の転職サイト 5

「履歴書やWEB応募をしても、書類選考が全く通らない」 「一向に仕事が決まらない」   フリーターで就活をされている方は、上記のようなことで悩んでいませんか? 編集部私も30歳職歴なしから就 ...

転職エージェントの仕組み 6

「フリーターは転職エージェントを利用すべきか。メリット・デメリットを知りたい」 「正社員歴がない場合、どの転職エージェントを利用すればよいか分からない」   フリーターで就活をされている方は ...

フリータ向けの就職・転職サイト 7

編集部この記事では、既卒(職歴なし・フリーター・ニートなど)が就職活動をするときの注意点と、登録必須の転職サイトをご紹介します。   紹介するフリーター就職媒体 ①転職エージェント 【30歳 ...

ニートからの脱出。段階を踏んで社会復帰する方法 8

  今1歩の勇気が出ずに、いつまでたってもニートから抜け出せない・・・。 職歴がない状態での就活方法が分からない・・・。 書類審査や面接を通過できない・・・。   当時30歳職歴な ...

© 2024 その時採用|既卒・転職者の就活サイト