今やっている仕事に面白みを感じない。残業が多く年収も低く割に合っていない。職場環境が悪い。そんな様々な要因から、誰もが一度は「転職しようかな」と考えます。
転職にリスクが伴うのは何度もご紹介していますが、今回は「仕事を辞めて良かった」「転職して良かった」という方の意見をご紹介し、どうすれば転職に失敗しないのかをお伝えしたいと思います。
転職のメリット 転職して良かったこと
転職して良かったと感じるのは主に以下の点です。
[su_box title="転職して良かったこと" style="soft" box_color="#499eff"]
- 残業時間、出勤日数など労働時間が減った
- 職場環境が良くなった
- 正しい評価をされ給与が上がった
- 自身の成長に役立った
- やりたいことが出来るようになった
- 仕事に満足感を得られるようになった
- 将来性を感じれるようになった
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労働時間が減った
違法な激務に追われ不相応な労働を課せられている方は多くいます。特に中小企業や零細企業は社員も少なく、1人1人の力がとても大切です。
その結果、個人の背負う仕事の量は増え、労働時間が増えてしまいます。私の友人も事務員として契約し、それ以外の仕事はないと言われていたにも関わらず、営業社員が退職した影響で、事務職・営業職、更には自社HPの管理などWeb部門も兼任し、年間休日数は90日台、就業時間は9時から0時へと変化しました。
そんな過酷な状況にも関わらず、転職にはリスクが伴うという理由から、不満を押し殺し10年間勤め上げたのです。
しかし会社が傾きだし、このままでは先がないという判断から転職を決意します。再就職先では、年間休日数も120日、就業時間も9時~18時の定時。
年収も上がり、全ての労働環境が前職を上回ったのです。今までハードな仕事が当たり前の世界で働いていたので、周りの当たり前に触れた瞬間、もっと早く転職しておけばよかったと後悔されました。
転職することにより、労働時間が減ってプライベートが充実する可能性は多くあります。
正しい評価を得る
先程の例もそうですが、たくさんの業務をこなし高いスキルを持っていたとしても、会社によってはそれを正当に評価されない可能性があります。
社員の労働力に見合った給与を支払う会社に転職することにより、給与は上がり生活が安定する方は多くおられます。
もし自分の相場が分からない方は転職サイトの転職力診断や転職コンサルタントに相談することにより正しい市場価値が分かります。
自分の成長に役だった
中小企業から大企業へと転職し成功した方もおられますが、大企業から中小へと転職し成長した方もたくさんおられます。
大企業は安定しているのが最大のメリットですが、仕事内容がルーチン作業になってしまうこと、大きい団体の1つの作業にしか関われない為、全体像が見えにくいデメリットがあります。
中小に移ったことで、営業、事務、書類作成や経営方針など会社の動かし方、仕事の流れを学べ、自身の成長へと繋げることが出来ます。
そのようにたくさんの知識を蓄えることにより、次に転職する時は更に良い企業へ、場合によっては起業する時にも大いに役立ちます。
やりたいことが出来るようになった
給与が良く待遇が良くても、仕事に満足感が得られなければ立ち止まる時が必ず訪れます。
転職したことにより、年収は下がり労働時間が増えても、自分の本当にやりたいことが出来るようになれば、それに代わる満足感はありません。
仕事を変えたことにより、社会的欲求や承認欲求、自己実現欲求を得られるようになり、満足感を得られるようになる方も多くおられます。
将来性を感じれるようになった
20代、30代は続けられても、その仕事が40代、50代まで続けられるとは限りません。
販売職や接客業、美容師などもいずれは内勤を目指したり経営側を目指します。現場でのスキルを十分に積み、早めに転職したことにより、将来性を期待出来るようになります。
転職して良かったと言うリアルな声
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(29歳・転職前の職業IT関係・転職後の職業 小売業スーパー)
勤務時間が長時間にわたり常に納期に追われ精神的プレッシャーに耐え切れなくなったため転職した。転職してプレッシャーを感じることがほぼなくなったことが良かった点です。前職と比較して勤務時間も短くなり家に帰る時間が早くなりました。[/su_note]
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前職は全国転勤であったため、行く先々でその地方に馴染む必要がありました。地方ならでは行事や風習は仕事に追われる自分には直接関係のないことですが、子どもはそうはいかず、「何で知らないの?」という形でイジメとまではいきませんが、異質な存在にされていたようです。
就職した頃は独身で世界中飛び回っても大丈夫だと思っていましたが、結婚して家族が増え、親が年をとっていく姿を見ると安住の地で家族寄り添って暮らしていくことの方が充実した人生を送れるのではないかと思い、転職を決心しました。収入は下がりましたが、自分が育った実家の近くで馴染みのある方言に囲まれ、心機一転、仕事をすることに新鮮さを感じます。
自分の力が通用するだろうかという不安はありましたが、今のところは問題ないです。「水が合う」という言葉の通り、働く地域や場所でパフォーマンスに差が出ると思います。そういう意味では転職を決めて、良かったかなと感じている次第です。[/su_note]
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(27歳 前職・営業職 転職後・技術開発)
転職前の営業は帰宅時間も毎日遅く大変でした。 売上に対するプレッシャーもあり、残業代も払われないので精神的にも肉体的にも疲れました。 転職後の技術開発は営業職とは異なり定時上がりが当たり前で残業の場合もしっかりと残業手当が支払われます。 生活リズムも良くなったので転職して良かったです。[/su_note]
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(29歳・転職前の職業→洋菓子販売・転職後の職業→カフェ店員)
販売の仕事をしていた時から、休日はカフェを巡るのが趣味になって、いつか自分のお店を持ちたいと思うようになりました。いつも行っていたお気に入りのカフェでたまたま求人あって、悩みましたがチャンスだと思って退職して応募しました。
前職を比較して、お給料は下がりましたが、それ以上にやりがいや楽しさがあって、充実した毎日を過ごせてます。[/su_note]
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新卒2年目の頃、外食(開発部)から食品メーカー(マーケティング部)へ転職しました。企画段階から商品開発をやってみたかったのが動機です。転職した身として言わせて頂くと、社風は合う、合わないがあります。こればっかりは実際に働いてみないと何とも言えないのですが、次の仕事を探すパワーがあるうちに転職することをおすすめします。 ただ、転職してみて初めて、前職の良さも身にしみてわかりました。一般的なビジネスマナーは、そこで身につけました。[/su_note]
転職して良かったと感じる為には
転職して良かったと感じる方の共通点。それは目的意識です。
自分の人生には何が必要なのか、逆に何を捨ててもよいのか、それがはっきりしている点でしょう。転職して全てが良い方向に転ぶなんていうことは滅多にありません。
転職先の労働環境や雇用条件が良いからといって飛びついても、聞いていた話と違うかったという例はたくさんあるのです。
多くのメリットには必ずデメリットが潜んでいるものと考えましょう。ですから仕事を辞めること変更することにより、何を得たいのか、それを手に入れて満足出来るかどうかです。
あなたが仕事をする上で最も大切な物はなんですか?それを基準に行動すれば必ず満足行く結果が得られます。自分の一番大切にしているものを基準に選択するようにしましょう。
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