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就職・転職相談

47歳・自営業廃業からの再就職は可能?空白期間がある履歴書・職務経歴書の書き方【人事・転職アドバイザーが直接回答】

本記事は「自営業の廃業後、空白期間がある状態からの再就職で、履歴書をどう書けば良いか」という47歳男性(食品工場26年勤務→起業→廃業)からのご相談に、2名の専門家がそれぞれの立場から回答した内容です。

35歳を超えた採用は「何ができるか」で決まる理由、職務経歴書に26年の経験を落とし込む書き方、退職・廃業の理由を面接で納得してもらう説明の組み立て方、業界専門エージェントの使い方を、それぞれの立場から具体的に解説します。

他サイトやSNSの寄せ集めではなく、当サイトが独自に募集した相談内容に、現役の専門家が直接回答した一次情報です。

回答者は以下の2名です。

この記事に回答した専門家

転職アドバイザー 田中
田中
転職アドバイザー・田中
人材紹介会社で現役のキャリアアドバイザーとして勤務、業界経験4年。日々履歴書添削・面接指導を行う。自身も2度の転職経験あり。

この記事に回答した専門家

人事 三上
三上
人事・三上
大手商社で女性総合職として入社、営業担当。新卒採用にも携わり、学生相談・リクルーター面談・合否判断の経験を持つ。

ご相談内容:47歳・廃業後の再就職と履歴書の書き方について(47歳男性)

質問メール  質問


K・I 47歳男性

相手先企業に好感を持ってもらえる履歴書の書き方を教えてください

K・I 47歳男性

47歳男です。私は新卒で入社し26年食品工場勤務をしていました。主に商品の開発を行っていましたが、工場の責任者としても従事していました。

しかし経営者が突然亡くなり新たな経営陣が会社を取り仕切ることになり大幅な人事変更があり、経営陣との確執で退職を決意しました。

技術的にも経験がありますし、資格も持っていたので再就職は出来ると思っていたのですが、ハローワークに通ってみて収入面や希望職種を探してもなかなかない状況でした。家のローンも残っていますので、最低限必要な収入になるものを探しましたが、年齢で駄目になってしまいます。

そこで、自分で起業しようと個人事業を立ち上げました。2年間やったのですがなかなか上手くいかず廃業を決意し、再就職にむけてハローワークに通いましたが、やはり年齢的に収入の見込めるところがありません。

更に2年間自営業という空白の期間があり、私も前会社で人事をしていた時に自営業を営んでいた方の雇用はしないようにしていました。年々条件が厳しくなる状況に非常に悩んでいます。

そのまま履歴書などを作成して提出するとして、どのような書き方をすれば相手先企業様に好感を持っていただけるかご教示頂きたいです。

回答メール 転職アドバイザー・人事の回答


転職アドバイザー 田中

35歳を超えた採用は「何ができるか」がすべてです

転職アドバイザー

前提として35歳、40歳を超えた方を採用する理由は「スキルマッチ」。すなわち「何ができるか」しかありません。

厳しい言い方ですが、次が決まっていない状況で辞めるのは絶対にやってはいけないことです。さて、その上で、解決策があるとすれば2点。

①食品会社就労時の経験をしっかり職務経歴書に記載すること
②自営業で何をしていたか、何ができるのか

これを記載した上で、食品業界専門のエージェントに相談していただくことをお勧めします。まず、ハローワークは人にもよるのでしょうが、年齢とかそんなものでしかマッチングができません。

しかし、プロのエージェントでまともな担当者なら「企業の課題」を知っているはずです。企業の課題を解決できる人材であるかを「職務経歴書」に「何ができる」を明確に記載することです。

食品会社は私のテリトリー外でありますが、「開発経験」、「工場責任者」、「双方の調整」というキーワードは欲しい会社があるはずと考えます。(技術者はどの業界も原則取り合いになります)。

履歴書はそのまま記載してください。その代わり、「職務経歴書」に自身の魂の仕事を全部落とし込んでもう一度エージェントに行きましょう!解決の糸口はあるはずと考えます。


人事 三上

退職と廃業の理由を、相手が納得できる形で説明できるようにしましょう

人事

年齢や様々な条件で再就職が難しくなっているようですね。

履歴書を作成する際には、どのような経歴であれ、嘘の経歴は書くことができません。したがい、企業にとってマイナスイメージを抱かれそうなことであってもその点についてはそのまま正直に記載するしかありません。

もし履歴書提出と面接とがセットになっているのであれば、是非退職や起業した背景についてはきちんと説明ができるようにしておくと良いでしょう。きちんと説明するというのは、相手が納得できるような説明をするというものです。

要は、退職はやむを得なかった、起業や廃業はやむを得なかったと企業を納得させられるようにして欲しいのです。

どのような背景があり、またそれに対してどのように考えた結果、その結論に至ったのか。そのプロセスをきちんと説明し、企業側が納得できるようにして欲しいのです。

それができなければ、どんなに熱意や猛アピールをしたとしても、残念ながら企業としては不信感を払拭することはできません。

また自己PR等を記載する欄では、是非転職先で十分活かすことのできる自身の経験やスキル、強みを具体的に記載するようにしてみてください。過去にどのような経験をし、どのようなスキルや強みを持っているのか。そしてそれを転職先でどのように活かしていくことができるのか。

そのようなことを具体的に記載して、企業側に相談者様のことを印象付けるようにしてみましょう。

年齢や経歴に嘘をつくことはできませんので、回答方法は一つしかありません。しかしながら自己PRに関しては、様々な視点から切り込めるため、如何様にも語ることができます。厳しい状況が続くかと思いますが、頑張ってください。

回答にも出てきた「エージェントに相談する」という選択肢は、年齢や状況によって合うサービスが変わります。後悔しない転職エージェント・転職サイトの選び方で全年齢対応のものを整理しているので、あわせて参考にしてください。

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  • この記事を書いた人

木下

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