前回までのあらすじ
デザイン・イラストの専門学校卒業後、アルバイト先で就職。8ヶ月後退職し、3年間アルバイトで生活する。
無職就活体験談比較 竹内・山本
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今回は山本の「就職活動1週目。就職活動の決意」です。
また「25歳から正社員就職は可能か」についてお話させていただきます。
就職活動の決心
22歳で一度はバイト先へ就職したものの、すぐに辞めてしまった山本。
竹内と違い精神的に病むこともなく能天気に過ごします。そして就職や仕事のことなど一切考えず、アルバイトしては遊び、遊んではアルバイトをしてと惰性の生活が3年間流れました。
人間皆それぞれ悩みを持っているもの。隠しているだけで、本当は悩んでいるんだろうと竹内はある日山本に尋ねます。
しかし山本は本当に何も考えておらず
とまで言ってしまいます。
そして竹内が就職活動を始めるや
とノリで就職活動の決心をしました。
25歳無職からの就職は可能か?
能天気ではあるものの、就職活動を始める際「25歳無職、詰んでるよな‥」とはよく考えていました。
「新卒を逃せば就職は絶望的」といった話や、「一度道を踏み外せば社会に戻れない」というようなニュース記事を読んでいたからです。
POINT25歳と言えば周りの同級生も仕事に慣れ始め、働き盛りの時期。またお金にも余裕が出来てプライベートが楽しくなってくる時期でもあるでしょう。
それに比べフリーターや無職はお金に余裕がありません。今から就職活動を始めるのですからプライベートの充実も皆無です。
自分だけが置いてけぼりになった気になり、もうまともな生活を送ることは出来ないと卑下してしまう方も少なくありません。
しかしそこまで気にする必要はないでしょう。
初就職は何歳まで可能かでもお話していますが、25歳無職なんて人生全く終わっていません。
どうとでもなる年齢ですし、空白期間に厳しい世間や社会から見ても「まだ若いし色々挑戦してみては?」と言えるギリギリの年なのです。
ましてや一度社会経験があるならそれを生かすこともできます。
年齢的に第二新卒採用は厳しいですが、中途採用で未経験OKの求人を探せば(無職向けの転職サイト)、まだまだ採用してくれる企業は多いでしょう。
ですから25歳無職からの正社員は可能です。たくさんの選択肢の中から仕事を選ぶこともまだまだ出来る時期です。
ただしこれが30歳に近くなるにつれ、選択肢が狭くなっていくことも頭に入れておきましょう。「あと5年もあるのか・・・」と甘く見るのも危険です。
ここからの5年間はとてつもなく早く、そのままダラダラと30歳を迎える方は少なくありません。年齢を重ねれば重ねる程、就職には不利になっていきます。
竹内のように焦りすぎ、自分を追いつめるのも危険ではありますが、山本のようにここまで焦らないのも危険な年齢なのです。
気持ちの持ち方としては二人足して2で割るくらいの状態がベストだと考えてください。
しかし悩んでいても先には進みません。そう考えた山本は、
と転職サイトに登録し、就活を始めていきました。
竹内・山本の就活比較
こうして同時期に、ほぼ同じ条件で就職活動をする事になった竹内と山本。
次回からは二人それぞれの就職活動を見ていただきましょう。
専門学校卒業後、アルバイト先で就職するも半年後に退職。短期アルバイトや無職生活を3年続けるが、精神的に支障をきたし就職活動を決心する。
専門学校卒業後、アルバイト先で就職するも8ヶ月後に竹内を追うように退職。3年間長期アルバイトをやりながら暮らす。竹内が就活を始めたことをきっかけに就職活動を始める。
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無職の就職活動の進め方