質問
就職活動をしている時はいつも大きな不安に押しつぶされそうな感覚になってしまいます。
その不安の大きさが影響してしまい、面接などにおいても明るく活発に振る舞うことができません。
自分がこれからどこかへ雇ってもらえるのだろうか、もしどこにも雇ってもらうことができなかったならば、私は餓死してしまうのではないかという恐怖感にも襲われます。
何度も面接に落ちてしまうと、私は社会から必要とされていないのではないかという不安も出てきます。
この不安が出てきてしまうと、今までわざわざたくさんのお金と時間をかけて育ててくれた両親に対しても申し訳ない気持ちになってしまいます。
このようなことから精神的に不安定になってしまいます。この状態が顔にも表れてしまうようです。
友人などからすごく疲れ切っているように見えると心配されてしまうことも何度かありました。
一体どういった対策を講じれば、私のような就職活動における精神的な不安定さを解消できるのでしょうか。
その具体的な方法を教えてほしいです。
転職コンサルタント・人事の回答
就職活動を後押ししてくれる気分転換がおすすめです
コンサルタント
質問者さんのご不安は本当によく理解できます。
実は就職活動を行っている多くの志願者は、同様の不安を感じています。無職の不安というのは想像以上につらいものです。
もっともよいのは、気分転換できる環境を構築することです。
もちろん趣味で構いませんが、スポーツや飲食による気分転換は、実はあまり効果がないことで知られています。
一時的に不安から逃れているだけで、その時間が終わった瞬間にまた不安に襲われるからです。
一般的に効果があるといわれているのは、就職活動を後押ししてくれる小説を読んだり、映画・ドラマを鑑賞することです。
不安を消すには、1つでも内定を取ることが一番の薬です。
そのためには、履歴書をたくさん書いて、自己PRを練り、各社の志望動機を考えることが近道ですが、その活動が不安から進まないのです。
そしてその状態がさらに不安を呼ぶという悪循環に陥ります。
その悪循環をまずは止めるのです。つまり、活動を後押ししてくれる材料を生み出すわけです。逃げてはいけません。
良い題材の物語は、勇気を与えてくれ、前向きな気持ちにさせてくれます。気分転換をしながら、エネルギーを養えます。
ぜひ試してみてください
色んな分野への応募も検討してみて下さい
人事
最近の有効求人倍率などからもわかりますが、仕事は選ばなければあります。
ただ、みなさんある程度は自分のやりたい分野で絞っている為、結果として難しい就職活動となっている方が大勢います。
不採用が続いて、自信が無くなったり精神的に不安定になるのであれば、一旦アルバイトでも良いので、採用されやすいところで受けて働いてみて、仕事をしてみたら如何ですか?
実際働いてみたら、企業側の目線も少しは感じられると思いますし、自分がなぜ落ち続けたのか、わかるかもしれません。
就職活動は縁です。
日本には数えきれない企業が存在する中で、本当に自分に合った会社に巡り会う可能性なんて非常に少ないでしょう。
どんな会社が、どんな仕事が自分に向いているかなんて、誰も分からない。おそらく、あなた自身もわからないでしょう。
だからこそ、多くの企業と接してみる。数打てば当たるという言葉もありますが、とりあえず多くの企業に応募してみるのも、有りかとは思います。
その中で、本当にあなたの能力を欲している会社が存在するかもしれません。企業側も多くの人と接する機会を得たいと考えています。
ぜひ、色んな分野に会社に応募してみましょう。
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不安でおしつぶされそうです
R・S 男性