自己分析、業界研究、企業研究が終われば次はいよいよエントリーです。
今までの就職活動は言わば予行演習といっても過言ではありません。
3年生の3月から各企業の広報が始まり、就活が本格的にスタートします。
どれだけ準備をしっかり行っていても、ここでスタートのタイミングを逃すと前もって準備していた意味がなくなるので注意しましょう。
エントリーシートとは?
エントリーシートという言葉を聞いた事があるでしょうか。
エントリーシートは最初の関門。
企業が私達をどういった人物か判断する為の選考のようなもので、まずこれに通らないと試験や面接自体受けれない事も多く、今では足切り的存在となっています。
エントリーシートに対する扱いは企業によって異なり、エントリーシートを提出した者全員面接や試験を受けれる企業もあれば、
提出された中から選考でおよそ10分の1の人数だけが受けれる所など様々です。
大企業ともなれば1万人以上のエントリーシートが届くので、1人1分もかけずに選考していくと言われています。
また面接の際にはエントリーシートを元に話が進められていく企業も多いです。
企業によって書く内容や形式が違うので最終的に何十枚も書き分け提出する事になるでしょう。
入手の方法はそれぞれで、会社説明会に参加する事で手に入れる所や、資料請求し資料の中に同封されているタイプ。
WEBエントリーとしてHPから送信するケース、その他就職サイト、HPから印刷して郵送するケースなどあります。
ではエントリーシートにはどんな形式があるのでしょうか。
エントリーシートでよく見る形式
エントリーシートは企業によって形式が様々ですが、大きく分けて2つに分類されます。
1つ目が基本情報タイプ。
こちらは履歴書と同じような扱いで名前や大学など基本情報を書く事が多く、エントリーシートで足切りにする利用方法というよりは、多くの人数に応募してもらおうという名刺代わりのタイプです。
2つ目が考えを書くタイプ
自己PRや何故この企業を志望したか、10年後どうなっていたいかなどキャリアデザインや思考力を記入するESで、一番よく見るタイプです。
これらは自己分析で掘り下げた内容が生かされるものですが、もちろん「企業にとって必要な人材かどうか」を判断する為の問いになっている事は間違いないので質問の意味や意図をしっかり理解し、企業の求める人材と自己分析を合わせて答える事が重要となります。
いくら自己分析をしっかりしていても自分よがりな記入の仕方では内定に繋がりにくい事は頭に入れておかなければなりません。
ESの全貌なんとなく理解出来たでしょうか?
それでは次回から記入方法やコツを見ていきたいと思います。