テックビズ(TECHBIZ)は、ITエンジニア・デザイナー向けのフリーランス案件紹介エージェントです。公式が掲げる数字は強めで、案件登録数30,000件超・稼働継続率96%超・専任税理士による税務サポートが実質無料。この記事では、フリーランスエージェントという仕組みの基本から、テックビズの使いどころまで整理します。
| 運営 | 株式会社テックビズ |
| 対象 | ITエンジニア・PM/PL・デザイナーなどのフリーランス(実務経験者) |
| 案件 | 登録数30,000件超(公式表記)・リモート案件あり・地方対応案件あり |
| 継続率 | 稼働継続率96%超(公式表記)=案件が途切れにくい |
| 独自サポート | 専任税理士による税務サポート実質無料(記帳・確定申告・経費相談※参画者向け)・年1回の健康診断 |
| 費用 | 利用無料(企業側から手数料を得るエージェントモデル) |
※内容は執筆時点の公式サイト表記に基づきます。最新情報は必ず公式で確認してください。
フリーランスエージェントとは:営業を外注する仕組み
フリーランスエンジニアの収入は「単価×稼働」で決まりますが、実際の死活問題は案件が途切れないことです。エージェントは営業・契約・請求を代行し、企業から手数料を取る代わりにフリーランスへ案件を安定供給します。テックビズの「稼働継続率96%超」という数字は、この一番の死活問題への回答として読むべき数字です。
テックビズの独自価値:税理士が中にいる
フリーランス1年目の最大の壁は、実は技術でも営業でもなく確定申告です。テックビズには専任の税理士がいて、参画者は記帳・確定申告・経費の相談まで実質無料でサポートを受けられます。税理士に個人で頼めば年数万〜十数万円かかる領域なので、これは実質的な単価アップと同じ効果があります。
ほかに健康診断(年1回)のサポートも。会社員を辞めた瞬間に消える「会社がやってくれてたこと」を、エージェント側で肩代わりする設計です。独立が初めての人ほど効きます。
正直な注意点
①実務経験者向けのサービスです。フリーランス案件は即戦力前提なので、実務経験がない人が登録しても紹介は困難です。未経験の人は、まず就職して1〜2年の実務を積むのが唯一の正道です(未経験からのIT就職はジェイックやスクール経由の記事を参照)。
②「実質無料」の条件を確認する。税務サポートは同社案件への参画者向けの特典です。登録だけで受けられるものではない点は面談で確認を。
③手数料(マージン)の仕組みは面談で聞く。エージェントは企業請求額と本人単価の差で運営されます。単価交渉の場では「エンド直か・商流が何次か」まで聞くのがフリーランスの定石です。
単価の相場観:スキル×商流×稼働で決まる
フリーランスの単価は謎の相場に見えますが、分解すると3変数です。①スキルと経験年数(言語・工程・年数)、②商流(エンド企業から何次請けか。間に会社が挟まるほど単価は削られる)、③稼働条件(週5常駐か、リモート・週3か)。エージェント面談で聞くべきは「自分のスキルセットでの単価レンジ」と「紹介案件の商流」の2点で、これを聞けば相場観は1回の面談でほぼ手に入ります。
独立前チェックリスト5
- 生活費6ヶ月分の現金:案件の切れ目や入金サイト(翌月末〜翌々月)を吸収する最低限の弾
- 実績の棚卸し:スキルシートに書ける工程・言語・規模を洗い出す。ここが単価の土台
- 社会保険の切り替え計画:国民健康保険+国民年金への切替、扶養家族がいるなら任意継続との比較まで
- 開業届と青色申告の準備:青色申告の控除は大きい。テックビズのように税理士相談ができる環境なら、ここで一気に聞くのが効率的
- 在職中の面談:辞める前にエージェント面談で単価と案件量を確認。「数字を見てから辞める」を徹底する
この5つが揃っていれば、独立はギャンブルではなく計算になります。逆に1つも準備していない状態での退職だけは、どのエージェントを使っても救えません。
向いている人・向かない人
向いている人:実務経験1〜2年以上のエンジニア・デザイナーで独立を考えている人/確定申告など事務まわりを丸ごと軽くしたい人/案件の空白期間を作りたくない人
向かない人:実務未経験の人(まず就職一択)/自分で営業して商流ゼロの直請けを極めたい人/会社員の安定(社会保険・有給)を手放す覚悟がまだない人
会社員年収600万とフリーランス単価60万、どちらが得か
よくある比較なので構造だけ示します。単価60万円×12ヶ月=額面720万円。会社員600万円より多く見えますが、ここから①社会保険が全額自己負担(会社員は半分を会社が払っている)②賞与・退職金なし ③有給なし=休んだ月は減収 ④経費・税務の手間が引かれます。実感としての損益分岐は「会社員年収×1.2〜1.3倍の年商」あたりで、単価60万円は年収550〜600万円の会社員と同水準、というのが冷静な読みです。
それでも独立に意味があるのは、単価の上昇速度が会社の昇給テーブルより速いからです。会社員の昇給が年数万円の世界に対し、フリーランスはスキルと商流の改善で月5〜10万円動く。この速度差を取りに行くのが独立の本当の動機であるべきで、「額面が増えるから」だけなら会社員のままの方が安全です。テックビズの税務サポートのような事務の肩代わりは、この計算の「④の手間」を消してくれる分だけ、実質的な分岐点を下げてくれます。
利用の流れ
- 公式サイトから登録・無料相談(スキルシートを準備)
- 専任コンサルタントと面談(単価相場・稼働条件・独立時期の設計)
- 案件紹介→商談→参画
- 参画後は税務サポート・健康診断・次案件の営業まで並走
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よくある質問
会社員からいきなりフリーランスになれますか?
実務経験があれば可能ですが、いきなり退職せず、先に無料面談で「自分のスキルで取れる案件の単価と量」を確認するのが安全です。数字を見てから辞める、が独立の鉄則です。
地方在住・フルリモート希望でも案件はありますか?
公式サイトにはリモート案件・地方対応の案件が掲載されています。ただしリモート案件は経験者間の競争も激しいので、希望条件は面談で率直に伝えて実現可能性を確認してください。
税務サポートは本当に無料ですか?
テックビズの案件に参画している人向けに「実質無料」で提供、というのが公式の表記です。適用条件の詳細は登録時に必ず確認してください。
まとめ
テックビズは「案件の安定供給(継続率96%)+フリーランスの事務負担の肩代わり(税理士・健康診断)」を売りにするエージェントです。独立の不安の正体は収入の波と事務の山なので、その両方に手当てがあるのは初独立組にとって合理的な選択肢。まずは在職中に面談で自分の単価相場を知るところから始めてください。



