ほとんど職歴なしからの就職

ほとんど職歴なしからの就職

S・S 男性

私は、高卒職歴5か月のフリーターです。資格は、行政書士、宅地建物取引士、日商簿記検定2牛、２級ファイナンシャル・プランニング技能士、普通自動車免許を取得しております。

高校生卒業後5年間ほど新聞販売会社に正社員を目指してアルバイトとして働いていたのですが、23歳の頃にそこに見切りをつけ、公務員試験試験を受験し、翌年拝命。その５ヶ月後に体調不良が原因で辞職し、現在に至るまで、アルバイトとして働きながら別の職種の公務員試験を受験しておりました。

アルバイトは、自分の持っている資格の実務経験を少しでも積もうと、経理事務や行政書士法人に勤めておりました。

ここで質問なのですが、やはり、この経歴からだと正社員として就職する事は厳しいのでしょうか？

採用される可能性は大いにあります

コンサルタント

結論から申し上げますと、中途採用ということであれば 正社員登用の会社の求人があれば正規で採用される可能性は高いです。

ただ、ご希望である公務員でありますと、募集枠があらかじめ決まっていてその年度によっては募集していないところもありますので 民間の企業に比べれば狭き門であることには間違いがありません。

その場合、現在のアルバイトを継続されるか 辞めやすい他のアルバイトをしながら その希望の公務員の募集がかかるのを機会を伺って待つか、又は公務員でなくとも構わないのであれば こちらの資格、経験をお持ちであれば すぐにでも民間の企業で正社員になるのは可能かと思います。

面接で聞かれることは主に募集している企業の採用のポジションに適正に合っているかどうか判断する人事の面接官もいますし、経験は問わずとも過去のアルバイト経験や異業種の職種でも自分が取り組んできたことを真摯に話すことができれば 採用されることは大いにあり得ます。

ただ、正社員で採用された後、もしまた希望の職種の公務員の正職員に採用されるなどした場合 本来ならばあまり良い顔はされませんが自分の人生ですのでやりたかったことを優先して辞職することも可能です。

実際に前は民間に勤めていたけれど（正社員で）公務員になりたくて試験を受けて受かり採用されたとい人を何人か見かけたのでそちらも可能です。

資格と経験を具体的にアピール

コンサルタント

正社員になるのが難しいということは全くありません。

ですから諦めず就職活動に励むべきだと思います。

なぜそう申し上げたかというと、就職に有利になり得る資格を取得されていますし、それに関連したアルバイト経験もあるからです。

職種によっては資格を保持していることを優先される企業もたくさんあります。しかしそれ以上に経験を重視される人事の方もいますので、決して不利にはならないでしょう。

強調すべきは、保有されている資格とアルバイトの経験内容です。そこを具体的にアピールされると良いかと思います。

対して心配されているのが、正社員としての経験の薄さ、短期間で辞めてしまわれたことだと思います。

体調不良が原因とのことで、そこは正直に話すのがよろしいです。

少しその事について人事の方に質問されるかもしれませんが、それは決して体調不良で辞めた過去のことを責めているわけではありません。

むしろ今は大丈夫なのか、今後も体調不良で辞めてしまう可能性はあるのかを知りたいのです。

今は体調に不安がなく元気であること、就業するのに問題がないことを伝えられればそれ以上に深く追求されることはないでしょう。

経歴は伝え方次第で相手へのイメージが変わります。自信を持って頑張って下さい。

就職は可能です

コンサルタント

まず、行政書士、宅地建物取引士、日商簿記検定2牛、２級ファイナンシャル・プランニング技能士、普通自動車免許を取得しているということがすごいことだと思います。

これだけで、この人材を欲しい企業は多くあると思います。

但し、「公務員試験試験を受験し、翌年拝命。その５ヶ月後に体調不良が原因で辞職し、現在に至るまで、アルバイトとして働きながら別の職種の公務員試験を受験しておりました。」ここが問題です。

企業はその人のスキルだけではなく、その人の経歴をチェックする傾向にあり、更に、その人の経歴は重視する企業も多いです。

今回、資格を取得するために非常に多くの時間を使い、しっかりと目標を成し遂げたことは良い点なのですが、その反面、社会の中で適応できるのか解らないというマイナスポイントもあります。

この状況であれば、望んでいる正社員としての就職については、本人の希望通りに行かない企業であれば就職は可能ではないでしょうかというのが私の見解です。

ただ、今の時代、アルバイトから正社員への登用も多く企業が取りいれており、希望する会社へ入ることを優先し、その雇用形態は拘らないという方法でいくべきではないでしょうか。