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短期職歴でも履歴書に書かないと問題になる?短期離職の退職理由

一度就職したものの企業と相性が合わず、すぐに退職してしまった方。

そのような短期離職者の方の中には、「再就職時に経歴が不利になるのでは?」と心配される方も多く、短期職歴を隠そうとする方もおられます。

編集部
しかし、履歴書に嘘を書いた場合は、最悪大問題に発展する可能性もあるので注意が必要です。

今記事では「短期職歴は履歴書に書いた方がよいのか?」について、採用担当経験もあるキャリアコンサルタントに解説していただきました。
・「履歴書に職歴を書かなかった場合に起こる問題」
・「人事・エージェント・ハローワークの短期職歴の考え」
・「短期離職をマイナスに見せない退職理由」

短期離職の「短期」ってどれくらい?

編集部
そもそも、どれくらいの期間を「短期」と考えるのでしょうか。
コンサル
「1年未満を短期離職」「3ヶ月未満のような試用期間での退職を超短期離職」として考えましょう。

「短期」の捉え方は会社や業界によって大きく異なり、移り変わりが激しい業界なら半年以内、腰を据えて働く業界なら3年以内と様々です。

石の上にも3年という言葉もある通り、「3年働かないと一人前とは言えない」と考える人事は多いので、3年が1つの目安となります。

しかし昨今の離職率を考慮すれば、2年以上働けば並程度と考えれますので、試用期間中や入社してすぐに辞めた場合(3ヶ月程度)を超短期離職、1年未満で辞めた場合を短期離職と考えて話を進めていきましょう。

短期職歴は再就職に不利?

編集部
では前職を1年以内に辞めたとして、その職歴は再就職時に不利になるのでしょうか。
コンサル
大抵の面接官は口を揃えて、「前の仕事をすぐ辞めてるから根気がない人物かもしれない」「採用してもすぐに辞めるかもしれない」と「一瞬懸念する」と答えます。

ただ続けて「それまでのキャリアや持っているスキル次第」という方もおられますし、「短期職歴が何回もあれば気になるが1回程度なら気にしない」と答える方や、「早期退職についてしっかり反省していれば評価する」という方もおられます。

結局は業界次第であり、深刻な人手不足の傾向が強い「飲食」や「介護」「IT」「建築」業界などは売り手市場である為、職歴をそれ程気にせず雇用する会社も多いです。

逆に、大企業や買い手市場の業界であれば、企業側に人材を選ぶ余裕があるので、短期職歴者については一旦保留する場合も多いのです。

職歴が短い場合も履歴書に書かないといけない?

編集部
では超短期職歴の場合、就活に不利になる可能性もあるのですね。

履歴書には必ず書かないといけないのでしょうか?

コンサル
これは自己判断になりますが、基本は書くことをお勧めします。

超短期職歴の履歴書記入については、面接官や就活生の中でも意見は分かれます。

「3ヶ月の就業期間程度なら職歴とは見なさないから書かなくてよい。不利になるので書く必要はない」

「3ヶ月と言えども就業していた事実はある。働いていなかった事にすれば経歴詐称に当たる」

書かない方が良いという意見は「バレない」「正直に書いて、わざわざ自分から悪い印象を与える必要はない」という考えです。

正直な所、前職で保険に加入していない限りバレる可能性はかなり低いです。

わざわざ調査するほど会社も暇ではありませんし、就職して14日以内や試用期間中での退職ならば、まず大丈夫でしょう。

また弁護士の方の意見では、「経験していない職歴」を「経験している」ように嘘を書くのは経歴詐称になるので、最悪損害賠償を請求される恐れもありますが、「聞かれていないので何も書かない」は経歴詐称にならないと話される人もいます。

もちろん空白期間について質問されたにも関わらず、働いてないことにすれば経歴詐称になりますが、聞かれていない場合には問題ないとしています。

 

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一方、転職エージェントやハローワーク等、一般的な職業支援施設では短期職歴を記載することを薦めます

採用が決定した後もバレるか分からない恐怖と罪悪感に苛まれるくらいなら、初めから正直に知らせておこうという考えです。

 

前置きが長くなりましたが結論をお話しすると、短期職歴を履歴書に記入するかは全て自己判断、自己責任になるのです。

ここまで引っ張っておいて・・・と思われる方もいるでしょうが、短期職歴を伝えたことで損をする可能性もありますし、伝えなかったことで後々問題になる可能性もあるので、はっきりしたことは申し上げれないのです。

 

転職エージェントやハローワークが短期職歴記載を薦める理由は、企業に紹介する立場であり中間に位置する機関である為、あとで問題になると困るというのが優先されます。

過去に雇用契約を結んでいれば絶対に記載した方が良いでしょう。試用期間で退職している場合は記載しない人も多いです。

短期職歴の退職理由

コンサル
ではここからは短期職歴を書くことに決めた方に向けて、ネックとなる退職理由についてお話しさせていただきます。

いかに前向きにできるか

面接で必ず質問を受けるのが、前職を辞めた理由です。これは短期職歴というマイナスイメージをいかにプラスに変えれるかが重要です。

努力して就職したにも関わらず短い期間で辞めてしまうのですから、人それぞれ大きい理由や葛藤があると思います。しかし紙面からではそれは伝わらず、「短期離職」というだけで「今回もすぐに辞めるんではないか」と判断されてしまいます。

その為しっかりマイナスを払拭出来るような理由が必要です。あくまで前向きにしましょう。

 

例えば、応募する企業が前職と同職種・同業種なら、以前の会社は自分がやりたい業務と違った事や正当に評価されなかった事、今回の企業ではそれらが実現可能と感じた事を伝えることで、辞めたという事実もプラスに変換出来ます。(但し面接で前の職場を悪く言うのはNGです)

また同業種職種なら短い期間と言えども一度は業務を経験しているのですから武器にも出来ます。すぐに辞めるだろうという先入観さえ払拭できれば、短期職歴はチャンスにも繋げられるのです

もし辞めた理由が家庭の事情だったり自身の病気が原因なら、それを書くのも良いでしょう。但し精神的な病気の場合、「また再発されたらどうしよう」とマイナスに捉えられる可能性もありますので、今は大丈夫であることに加えて根拠も必要です。

 

もし異業種への転職なら、前会社に勤めたことで考えが変わったことを話しましょう。

この場合も前向きにです。前の仕事を悪く言うのではなく、前の仕事を経験して勉強になったこと、成長したこと、それを踏まえて転職を考えるようになったと話すようにしましょう。

経歴を詐称するのは駄目ですが、自分の感情は演出してもバレようがありません

無茶苦茶な嘘は不自然ですし面接で話している内にボロが出るので止めた方がよいですが、相手に印象を良くもってもらうよう演出するのは誰もがやっている事です。

好きな異性にアプローチする時、自分の駄目な部分ばかりをアピールする人はいません。

ちょっとでも好印象をもってもらう為に、良い自分を演出するのは就職活動でも同じなのです。勿論演出しすぎると、付き合ってから大変なのも同じです。

大事なのは嘘ではなく自分の良い部分を演出することです。

短期職歴の離職理由は前向きに、あくまで無理のないようにを心がけて下さい。

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