本記事は「引きこもりで職歴がない26歳男性が、就職活動で書類選考に通らず、職歴なしでも書ける履歴書の書き方を知りたい」というご相談に、2名の専門家がそれぞれの立場から回答した内容です。
書類選考に通らない原因とブランク期間の説明の仕方、自己PR・志望動機の書き込み方、証明写真で印象を変える方法、まず派遣やアルバイトから職歴を積むキャリアの考え方を、2名の専門家がそれぞれの立場から具体的に解説します。
他サイトやSNSの寄せ集めではなく、当サイトが独自に募集した相談内容に、現役の専門家が直接回答した一次情報です。
回答者は以下の2名です。
この記事に回答した専門家

田中
人材紹介会社で現役のキャリアアドバイザーとして勤務、業界経験4年。日々履歴書添削・面接指導を行う。自身も2度の転職経験あり。
この記事に回答した専門家

三上
大手商社で女性総合職として入社、営業担当。新卒採用にも携わり、学生相談・リクルーター面談・合否判断の経験を持つ。
ご相談内容:引きこもり・職歴なしの履歴書の書き方について(26歳男性)
質問
26歳男です。現在就職活動中です。僕は職歴がありません。
大学在学頃から今年の春まで家でずっとひきこもりの生活を送っていました。
このままではいけないと思い就職活動をする決心をしたのですが、書類を企業に送っても不採用になります。
15社程応募したと思いますが一向に受かる気配がありません。
もちろん自分が悪いのですが、このまま破れかぶれに応募するべきでしょうか?
それとも企業の興味をひく履歴書の書き方などあるでしょうか?
職歴がない自分にも使える履歴書の書き方のアドバイスを教えてほしいです。
転職アドバイザー・人事の回答

ブランク期間にしていたことをアピールして写真を変えましょう
転職アドバイザー 田中
まず書類が通らないという事は、率直に申し上げて、どの企業もご就業をされてないブランクの部分を懸念し書類を通過させないのではないでしょうか。
引きこもりのブランクの間の説明が、書類に必要になるかと思いますので、たとえばご自身で「何か勉強をした」、「資格を取った」などの経験があれば、アピールされてください。
ブランクの間特に目立ったアピールができない場合は、残念ながら書類を魅力的に書くのは難しいと感じますが、自己PRや志望動機をより細かく書くことで、ある程度通過率は上がるかと思います。
また履歴書の写真を変えたところ書類の通過率が上がったという方もいますので、写真店などプロフェッショナルな方に撮っていただくなども方法です。
百聞は一見しかず、明るいイメージの自信に満ち溢れたお顔の証明写真に変えて見られるのも手です。
応募書類の書き方や面接での受け答えに自信がないというのであれば、転職エージェントも一度利用して下さい。
もしそれでもどうしても書類が通過しないのであれば正社員という事に限らず、まずは派遣やアルバイトからスタートされ、何らかの形で職務経歴を積み上げ、正社員に転職活動をされる方法もいいかもしれません。
まずは仕事をすること、職務経験を積むことを念頭に置かれ今後のキャリアビルディングされてください。

採用は大きなメリットであることを証明しましょう
人事 三上
貴方が引きこもりとなってしまった背景が不明ではありますが、貴方の相談内容だけから判断致しますと、企業側としては貴方を採用することにリスクを感じ不採用通知をしているものと想像します。
組織に属して継続して働けるのか。世間一般的な知識は身に付いているのか。
大変失礼な言い方で申し訳御座いませんが、企業側としてはどうしても斯様な見解を抱いてしまいます。
貴方を採用し、教育そして雇用することは、企業にとってはある意味投資です。
企業としてはきちんと貴方に投資した分を、将来利益として回収できるかを考えたうえで採用通知を出します。
言葉厳しいですが、貴方ではなく第二新卒生を採用した方がリスクが少ないと思われがちであるのは一つ実態として存在することは認識ください。
しかしだからと言って、就職を諦めることはありません。
寧ろまだお若いのですから、今からでも就職して自身のキャリア形成をするチャンスはあります。
職歴なしという背景から、貴方自身今回の就職活動は初めての経験と存じますので、先ずは就活イベントに積極的に参加し、企業や相談ブースで直接お話しをされてみては如何でしょうか。
破れかぶれに応募するのは非効率です。貴方自身も自覚されているように、今の貴方の状況では自己流で就職活動を進めるのは大変危険です。
履歴書作成の前に、一度先ずは就活の進め方を一から勉強すべきでしょう。
就活イベントには必ず相談ブースがありますので、そこで相談をし、先ずはプロの意見に耳を傾けるべきです。
とは言え、興味を引く履歴書に関して質問を頂いていますので最後に下記します。
興味を引く履歴書とは、“自分を採用することは御社にとって大きなメリットがある”ということが証明できているものです。
その企業が求めている能力、経験、知識、マインドに当て嵌まるのは自分しかないということが具体的根拠を基に示されたものなのです。
ゆえに、先ずは他人にはない自分だけの強みや能力をきちんと把握しておくことが重要です。
自身の強みや実現したいことを探る意味も込めて、先ずは就活イベントに参加する等して、就活の進め方を一度勉強してみると良いと思いますよ。
苦しい状況ではあると思いますが、頑張ってください。
あわせて読みたい記事 → 30歳職歴なしフリーターの就活体験記(就活比較3ヶ月目 木下)
人事・転職アドバイザー・職安相談員への質問・相談
どんな些細なことでも「企業の採用担当者」「転職アドバイザー」「職安相談員」が答えてくれるので、気軽に利用されて下さい。
名前(イニシャル可)、メールアドレス(回答のお知らせをする為)のみで質問可能です。




履歴書についてアドバイスをください
Y・M 26歳男性