在職中・退職後の転職活動の進め方 派遣社員

派遣社員から正社員へ 面接編 木村【体験記】

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派遣社員から正社員への転職

現在派遣社員として勤められている方で正社員へ転職しようと考えている方もいると思います。

今回は派遣社員から正社員へと転職された木村さん(仮名)に体験談を書いていただきました。

初めての転職

私は23歳のとき派遣社員から正社員へ転職をしました。

大学卒業後、彼氏の転勤に伴い地方へ転居した私は現地で派遣社員としてコールセンターに勤めていました。

本当は正社員として働きたかったのですが、全く知らない地域で土地勘もなく、彼氏に付いてきた人間がちゃんとした会社に正社員で入社できるか不安だったので、まずは派遣社員で1年間ほど働いて社会人経験を少し積んだら正社員になろうと決め、プラン通りに転職活動を始めた次第です。

足かせになる彼氏の転勤

当時つきあっていた彼氏とは最終的に結婚するつもりでいたので、その場合悩ましかったのは彼氏が転勤族であることでした。

一部上場の企業に勤めてはいましたが、その分会社の規模が大きいので北は北海道から南は九州までどこへでも転勤する可能性があります。

実際彼氏も今回で3回目の転勤でほぼ1年に1回のペースで転勤を重ねてきました。

頻繁に転勤が続くと、またそれに付いていくとなると、私個人としてのキャリアをどのように形成していったら良いものか不安も多くありました。

実際色々と調べたのですが、やはり配偶者が転勤族の場合、仕事を続けるのは難しいといった意見も多く、彼氏の社内でも社員の奥さんはだいたい専業主婦をされているとのこと。

しかし物心ついた時からバリバリに働いている母や突然起業して自分の力で頑張っている姉を見てきたので、大人になったら働くものだと思っていましたし、飽きっぽい自分が家でおとなしく専業主婦をしているイメージが全くできなかったので、なんとかして働きたい!という気持ちが強くありました。

また将来の年金や社会保障のことも考えると、2馬力でしっかり働いて老後のお金を残しておかないといけません。

目標を定める

幸か不幸か、今回の転勤先に赴任するとだいたい長期滞在コースで、少なくとも5年は留まるのが社内では一般的とのことだったので、それであれば正社員としての職務経歴と、またいつか転勤した時にどこでも使えるスキルや経験を身につける必要があると考え、そこからどのような仕事を選ぶか考えることにしました。

正社員としての職務経歴をつけたかった理由は、正社員の方が非正規雇用の場合より一般的に業務に対する責任の度合いが高く、今後転勤で引っ越ししても次の転職で箔がつくと思ったこと。

また、社会保険が完備されているところで働けば年金や健康保険の負担が少なくて済むと思ったからです。

特に私の場合持病持ちで、健康保険未加入という訳にはいかないので社会保険は欠かせません。

どこでも使えるスキルや経験は言わずもがな。今後彼氏の転勤によって長期的な就業が難しくなった場合、どうしてもスキルや経験がないと就職が難しくなってしまいます。

転勤族の奥様の場合、医療事務などの資格を取得し転勤先でも仕事を続ける方が多いと聞いていましたが、そういった特殊な資格を取得することも視野にいれつつ、資格がなくてもどこでも働ける仕事は何かを考えました。

職種を選ぶ

彼氏が転勤しても大丈夫なスキルが身に付く仕事。

私自身、世の中にある仕事をたくさん知っている訳でないのでネットやフリーペーパーの求人情報を見ながらこれはいけるかいけないかで判断するしかありませんでした。

本来であればハローワークなどに相談したら良かったのかもしれませんが、当時はそのような発想がなかったことが若干悔やまれます。

それでも自分で判断した中でこれはと思ったのが、

・医療事務の仕事

・事務系の仕事

・WEB系の仕事

の3種類でした。

細かく希望職種を絞る

医療事務の仕事は資格を持っていないので残念ながら却下。

将来的に資格を取得したくなったら可能性の一つとして留めておくことにしました。

事務系の仕事は一括りにできない程色々な業態があると思いますが、それでもどの地域に行っても必ずあるものです。

また正社員以外でもパート雇用など雇用形態も企業によって様々で、女性が多いイメージでしたので、人生設計をする上でも調整が利きやすいのではないかと考えました。

ただ、専門的なスキルが身に付きにくいのとやはり倍率が高くなりそうなのがネックなイメージです。

WEB系の仕事は専門的なスキルが必要なので、就職にあたりハードルがあがりますが一般的な職業と比べて倍率が下がります。

また若干専門職的な色合いがありますので、給与の水準も若干あがるのではないかと思いました。

またインターネットは日本全国だいたいどこにでもありますし、これだけ世の中でネットが発達しているとWEB系の会社での求人以外にも一般企業のWEB担当の求人など幅も広がります。

また派遣の仕事がインターネットプロバイダのお客様問い合わせ窓口での電話オペレーション業務だったので、インターネットそのものに対する興味があったことも事実です。

しかし私はWEB系の学校に通っていた訳でもなくなんの知識もスキルもありません。

また本当に高い技術を持っている人でないと条件のいい企業には勤められないでしょう。

まとめ

WEB系の仕事については未経験でも大丈夫な企業で求人が出ていないか、「運が良く入れたらいいな。」くらいの志望度で探すことにしました。

当面は事務の仕事で、なるべく規模の大きい会社の求人を探して書類を送る作戦です。

仕事を探す上での優先順位は

1.社会保険があるか

2.どんなスキルが身に付きそうか。

3.給与

の順番です。

とりあえず事務系の会社4社とWEB系の会社1社、合計5社に応募してみて、そこから事務系1社とWEB系の会社1社の合計2社から面接の通知がきました。

勉強する女性

面接について

事務系1社とWEB系1社の面接を受けました。

事務系の会社の雇用形態が契約社員だったこと、またより専門的なスキルが身に付くという点からWEB系の会社の方が希望は高かったのですが、給与は事務系の会社の方が高いといった状況でした。

事務系の会社

営業の方の出張などの際に、出張先へどのように行ったらいいのか、新幹線や飛行機の手配、経費の精算などを行う総務的な部署の事務スタッフの応募でした。

待遇面に魅力を感じていたのですが、実際面接で業務内容を聞いてみて転勤になった場合、転勤先でも通用するのか判断しきれないと感じました。

業務説明のあと、応募者が順番に呼ばれて3対1の面接を行いましたが、質問内容は志望動機や転職の理由、自分の長所や短所などでした。

時系列的には、WEB系の会社の一次面接→事務系の会社の面接→事務系の会社の結果通知といった流れで、実際こちらの企業様から内定もいただいたのですが、どうしてもWEBの仕事に興味があったこと、同じような業務内容であればWEBの会社に落ちたとしてもまた他の会社を受け直したら大丈夫と感じたので辞退しました。

WEB系の会社

WEB系の会社の業務はネットショップ運営業務でした。

会社自体は他にも色々な事業を行っていて、今回募集があったのは車椅子など福祉機器をネットで販売している事業部です。

一次面接は面接という名の事業説明会で、応募書類の提出、自己紹介などの後、課題が提示されたら解散でした。

課題は「自分が作りたいネットショップのラフを作る」とのことで、サイトそのものを構築してもいいし、画像編集ソフトでそれらしきものを作ればそれでも大丈夫とのこと。

もともと制作にも興味があったし、提出期限までに時間があったのでHTMLの本を買ってきてサイトを構築し、できたサイトはプリントして郵送しました。

いくらHTMLでサイトを作ってもプリントしたらただの画像なので、冷静に考えると無駄に手間だけかけただけなのですが、二次面接で、画像ではなくてHTMLで作っていることがきちんと言えたのでまぁ良かったのかと思います。

二次面接は事業部長との面接で今までの経歴や転職理由、志望動機などを質問されました。

二次面接が最終面接だからと面接の際に言われたのですが、翌週急遽三次面接をしますので来てくださいとの連絡をいただき、現場の方2名と事業部長を合わせた3名に担当していただいた三次面接を経て、無事内定をいただきました。

三次面接は現場ではこういった業務をしていますが、興味を持てますか?など具体的な質問を中心に私自身の正確などを計られるものでした。

この会社は一次面接から最終面接までおおよそ1ヶ月半かかりました。
ちなみに7月半ばにあった一次面接では、8月入社予定の応募と聞いていたのですが、結局9月入社になった次第です。

希望した会社に入社できたのは良かったのですが、会社を選ぶ上でもっと気をつければ良かったと思う点もいくつかあるので、その点に付いては後述します。
女性

会社選びの反省点

希望の会社に内定をいただけましたが、実際就業してからの苦労が多く、よくよく考えてみれば選考の過程でもその片鱗が見えていました。

また入社後採用活動にも携わっていたので中から見たそれってダメですよね?という点も踏まえ、私の会社選びの反省点をまとめます。

約束を守らない

1週間以内に結果を送りますと言われていたのに2週間程連絡がこなかったりする会社は要注意だと思います。

コミットを守れないという時点で企業としてどうなのかと思いますが、少なくとも私の入社した会社の場合、

「総務的な部署がないので現場が採用活動まで管理しないといけない」

「肝心の現場が忙しすぎて採用活動の状況を把握しきれてない」

「実際採用活動で面接などを担当する事業部長が面接の日を忘れたり結果を現場に伝え忘れる」

といった内部的な事情が全面的に反映されていたようです。

総務がしっかりしていない会社だったため、就業規則が存在しない、雇用契約書の内容がおかしくて何回も修正のため印鑑を押さなければいけない(すごく不安でした)、入社前と雇用契約書の内容が異なり危うく年間休日が減るところだったなど、入社後戸惑うというかもはや不安しかない状況からスタートしました。

当然ルールがなかったり、そもそも全体的にぐだぐだなので会社に都合が悪いことは無視されます。
基本給と聞いていた額が諸々の手当を含めての額になって県の法定最低賃金を余裕で下回ったり残業代はおろかそもそもタイムカードがなかったり、限りなくブラックに近いグレーな企業でした。

求人の情報と実際の形態が異なる

給与のことは先ほどあげましたが、一番驚いたのが求人情報の勤務地と実際の勤務地が全く異なったことです。

求人情報では駅から徒歩5分以内の商業ビル内での就業と記載されていましたが、実際は最寄り駅からバスで15分ほど乗り継いだ先にあるプレハブでの勤務でした。

また聞いていた会社とは別の会社の事業部で働くという複雑な状況で、その後もう一回転職したときに説明が大変でした。

どうも国の補助金をもらう為に子会社に所属していることにして実際は親会社での勤務ということだったのですが、肝心の小会社は人材派遣業もしていなければそもそも全く業種が異なる会社だったので、企業ホームページを見た採用担当の方に怪しまれたことがありました。

まとめ

この企業は一応ハローワークにも求人を出していたのですが、勤務地や給与・待遇が実際入社すると変わってしまうので、ハローワーク経由の応募者を採用する際は不採用の通知を送り裏口就職のような形で口裏を合わせ、求人票とは異なる待遇で雇用契約を結んでいました。

私はハローワーク経由の応募ではなかったので、入社してから知ったのですが、それ以来ハローワークの求人には応募しないし、応募することになっても相当リサーチをすることにしています。

ハローワークが悪いのではなく、ハローワークは求人の掲載が無料なので採用予算を削りたい企業からしたら都合がいいのだと思います。
もちろん最近はこうした企業の取り締まりも強化しているようですが。

転職するときは、特に中小企業に転職するときは採用過程がしっかりしているか、また面接の際に総務など会社としてのシステム基盤がしっかりしているかなどを確認する必要があると思います。

また、システムがしっかりしていなかったとしても中小だから仕方ないや、今はとにかく売り上げをあげないといけないからその内整備するといった、改善の見込みがない企業に入るときは相当の覚悟が必要です。

在職中もそうですし、辞めるとなったときも必要な書類をそろえるのに苦労するからです。

家にいるより長い職場を決める転職活動ですので、何をしたいかも重要ですがやはり環境の良さも考慮したいものです。

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