就職活動での筆記試験の種類はある程度分かったと思うので次は一つ一つを細かく見ていきましょう。
まずは一般常識です。
採用試験での一般常識とは?
ほとんどの企業では必要ない
一般常識の試験を取り入れている企業はSPIなど適正審査に比べるとそれほど多くはありません。
就活の中で一度も行う事無く終わる方も多いと思いますが、マスコミ関係などの入社試験では比較的多く登場しますし、一般常識のテストがなくとも時事問題については面接などで触れられる事もあるので知っておいて損はないでしょう。
なので今回主要5教科の一般常識に関しては触れませんが、多くは高校生レベルのものが出来ていれば問題ないでしょう。
もし分からない場合は就職活動の一般常識の本を購入して目を通してみましょう。
問題は時事問題の方です。
時事問題は押さえておこう
こちらはマスコミ関係など一般常識が出される企業に限らず、面接で質問をされる事や小論文の提出、ディスカッションのテーマとして用いられる事はあります。
日本の政治・世界情勢からトレンドなど幅広く知識が求められます。
これに関しても時事問題の本が様々な会社から毎年発売されているので軽く目を通しておく事である程度対策は出来ますが、一番効果的なのは新聞を読む事です。
新聞に目を通すだけでも意識は変わります。
全く知らないようでは意見を持つ事は出来ませんが、目にする機会を増やす事で勝手に頭で考える機会が増えます。
そうするとそこに対して喜びや怒りや何らかの感情が生まれ自分なりの意見となります。
なので、とにかく触れるという事を習慣に取り入れておく事が大事です。
もし新聞が無理ならニュース番組でもいいですし、Smart Newsなどスマホのニュースアプリやニュースサイトでもいいでしょう。
とにかく目に通す事からまずは始めましょう。
業界の時事問題は必須
そして時事問題で一番大事なのが、自分が受ける業界のニュースです。
これに関しては目を通すだけでなく始めからしっかり考えてみましょう。
覚えようとすると中々覚えられないですが、興味を持ち好きになる事で自然と頭の中に入る筈です。
自分が興味を持った今から目指す業界のニュースですから自ずと興味が沸くと思います。
更に時間に余裕がある時効果を倍増する方法が自分でテーマを決め、実際に自分の考えを書いてみる事です。
自分の考えを文字に起こす事は頭の中が整理されますし、それを簡潔に分かりやすく書く事は文章をまとめる力にも繋がり、小論文の試験の練習やエントリーシートの練習にもなります。
1石2鳥どころか何羽もつかむ事が出来るので是非取り組んでみましょう。